僕らは最強なんだぜ

僕らが望んでいた景色全部は今日という日の為にあったのだ!

聴くエナジードリンク ジャニーズWEST『POWER』感想(前編)

 

2023年3月1日
ジャニーズWEST『POWER』
発売おめでとうございます!


 


私も毎日聴かせていただいてます!
朝に聴くと「今日もガンバロ!」とやる気漲るし、夜に聴くとそのあとの睡眠の質が向上するから本当にビックリ!!ぜひぜひ全国民の方に聴いてほしいですね!
※効果には個人差があります。

 


10周年というメモリアルイヤーを目前にしたジャニーズWESTが今まで培った力を集結させブラッシュアップさせたアルバム、つまり


パワー!!!!!!!


なアルバムなのです。(きんに君とのコラボWESTubeで困ったときはパワー!と叫べばいいと学んだ人間)


では曲の感想を書いていきます!でもズブの素人が考えていることなので素っ頓狂なこと言っている可能性大いにあるよ!「こんな考えもあるんだな」ぐらいに考えてね!こんな間違いはあるわけないけれど音楽関係者は一切読むなよ。


『似てないふたり』について書きたいので初回Aを載せていきます!ユニット曲も『Strike a blow』も今後元気あったら書きたいとは思っています。言うだけはタダなので…ね…?

 

 



01.POWER
作詞:中村瑛彦/栗原暁(Jazzin'park) 作曲:中村瑛彦/久保田真悟(Jazzin'park)/栗原暁(Jazzin'park) 編曲:久保田真悟(Jazzin'park)/中村瑛彦

www.youtube.com

 

圧倒的リード曲。数多のアイドルに楽曲提供している中村瑛彦さんといつも大変お世話になっておりますJazzin'parkの共作。


アルバムのロゴを見た時は「ロックな曲になるのかな」と思っていたけど、MV観て「爽やかな曲じゃん!」と驚き、フル歌唱&歌詞を見て「遊び心満載じゃん!」とワクワクした、いい意味で裏切られた曲。あと曲が丁度3分で終わるからタイマー代わりにもなる有能曲。


歌詞が多い印象だけど『細胞』と『最高』(aiou)、『集合体』と『どうだい』(ouai)など丁寧に韻を踏んでいるから気持ちよく聴ける。サビも『幕開け』『いこうぜ』『みるだけ』『自分へ』『変われ』『出会おうぜ』が母音eでまとまってるし、『しんどいも』『めんどいも』『超魅了』(oio)も韻踏んでる。超魅了はちょ(o)ーみ(i)ーりょ(o)ーだと思っていただければ。

さぁ出会おうぜ


生まれ変わった自分とさぁ出会おうぜ。全然上手くいかなかった時、自分自身が何十兆の細胞で構成された奇跡の集合体なの分かってる?って存在自体を褒めてくれるの流石全肯定型キャンペーンかましてるジャニーズWESTさん。セルフラブの伝道師。そのうえでこんなもんじゃないでしょって言われるんだから頑張っちゃうよね。

 


メロディーのことを言うと途中電子音はいっているよね?ピコピコ言ってない?ここでも遊び心あっていいよね。ラスサビの重岡くんでピアノ入れるのも最高。


YouTubeにレコーディングバージョンもあるけど神山大先生の最後の「出会おうぜ」のハイトーンが凄すぎて鼓膜破れました(大丈夫?)




02.WEST NIGTH
作詞・作曲:こやまたくや(ヤバイTシャツ屋さん) 編曲:ha-j

曲順知らないでアルバム初めて聴いたけどイントロで「この曲ヤバTだろ」と分かった。たのC超えてたのDやんけ。

 


早口すぎてレコーディングに苦戦したって本人たちが言ってたけれど、それはアーティストの方々がWESTのポテンシャル信じてくれてる証だよね。盛り上がるから絶対ライブで歌うだろうけどそのあとゼーゼーなるのでは?と心配しちゃうんだけど誰にも止められないらしいのでまぁそれならええか…(諦め)

 


ヤバTも関西だから間違いなく相性がいい。でもヤバTらしさもWESTらしさもしっかりと出てる。笑わせることに貪欲な二組がついに出会ってしまったな〜〜〜オモロくて優しい人になりたいの~~~~???良~~~~~。



最後早すぎて全然聞き取れないから歌詞見たんですが


今夜はまじで WEST NIGHT
みんなどない?気づいたかい?
サビの頭文字とったら「W・E・S・T」
すごい!WESTになっとるで!


って歌っているみたいです。頭文字を取ると文字になるのは前例あるだろうけれど、歌詞の中でネタバレするの斬新。そういうのは聴いた人が気が付いて広まるのがかっこいいんだよ?




03.Rewind It Back
作詞・作曲・編曲:PURPLE NIGHT

好き。グルーブ感が最高。
こういうジャンルをジャニーズWESTが歌ってくれるなんて。感無量です…。
PURPLE NIGHTは『Plan B』も作ってくれている。調べてみたら韓国人と日本人で構成されているグループだそう。

確かにK-POPの要素も感じられるね。個人的なK-POPの良さは規定のものに縛られないところだと思っている。サビで歌詞がない曲とか衝撃的だったもんな。
2番でメロディーが変化するのはクラブでDJが曲をミックス(曲と曲の繋ぎ)させているみたい。

 


タイトルの「Rewind It Back」は巻き戻してという意味。これもクラブで流れるレコードについてかな。イケイケな人間ではないのでクラブに行った経験ないんですけど、スクラッチ?頭出し?「Rewind It Back」と歌った後にギュイーンという音が聴こえるのがスクラッチ音だよね???(誰に聞いてる?)

 

クラブで知り合った二人。一緒に踊って、君の事教えてよ、お互いを知っていこうよって口説かれるわけです。
1番だと『かけて Your favorite song』だった歌詞が、2番には『かけて Our favorite song』と変わっている。二人の関係性がより親密になったのが分かる表現になっていてはぁ~~仕事がこまけぇ~~~好きになっちゃう~~~(シソンヌ)


この曲の桐山さんの歌い方大好き。ブレスの使い方とかグループ感が最高で色っぽいね。




04.膝銀座
作詞・作曲・編曲:ミヤケ武器

「誰一人置いて行かない」でくれるジャニーズWEST全員を置いていった問題作。約束がちがうのですが。
TikTokで名前を隠して投稿してた時に「え?これ歌っているの誰!?」で話題になるよりも「え?膝?銀座?何このエフェクト??」で戸惑わせていたのおもろ、勘弁してくれ。


友近さんによる昭和感漂うナレーションで「え?何?何?」と戸惑いながらイントロのギターのカッテングが超オシャレ~と惚れ惚れする。と思ったのも束の間「Yeah~ Come on 膝~」とか言い始めて「は?膝??」と狼狽える。初めて聴く人高低差ありすぎて風邪ひくから人に勧めるときは気を付けた方がいいです(?)


「ねぇ、ヒザって10回言って」


初めて聴いた時に、え??10回言うのはピザでしょ???と突っ込んでたら2番でちゃんと回収していた。何でそこはちゃんとしてんねん…。
膝銀座は若者たちが集う場所であることは分かったんだけれど、歌詞をみると幼少期を思い出している場面が多い。公園で友達と10回ゲームをした記憶、強がりながら膝小僧を抱えた記憶。銀座で食べたあのマルゲリタリタリタァァ…。



君の膝がもう大人になりだしてる
僕の膝はやっとかさぶためくれだす


膝が大人になりだすは成長痛の話かな。友達が成長痛で「膝が痛い」と言い出している傍ら自分はわんぱくに遊んで怪我した傷の痛みしかない。友人と比較し引けを取っているところが伺えます。
(よしよし考察っぽくなってきたぞ…。)


小瀧「ッアッハハ。おい、膝が笑っているぞ?」
濵田「ッッ、馬鹿言うなよ!ぐっっ君こそ、膝か抜けてるぞ」
小瀧「なぁ、俺たち…膝を進める?」
濵田「えっ?…膝を正して…いいのかい?」
小瀧「アッハハハハ。やっぱり膝が笑っているぞ?」

 

 






I'm comfused.(by 藤井流星

やめた、や~~~~~~めた。むりむり。こんなん考察できるわけねぇや。(歌詞カードポイッ)
是非みなさん、膝銀座を見つけることができたならご報告ください。探せばあるそうなので…。




05.恋にて
作詞・作曲・編曲:ARAKI

www.youtube.com

 


膝銀座引きずって「膝銀座は…膝銀座はどこじゃ…」とウロウロする徘徊オタクと化した私に「膝銀座?そんなところあるわけないだろ」と一刀両断するような軽快なドラムで目が覚める。(この曲のドラムいいなと思っていたら、まさかの河村”カースケ”智康さんでびっくり。星野源ちゃんの『恋』もこの人の演奏だよ~~!!)

ストーリー性のある曲。登場人物は「主人公」「君」「君を泣かせた誰か」。

 

ボックス席に溜まる水滴を
君が拭き取った瞬間に
今日も終わってしまうんだ

 

 

この小節で現在の主人公と「君」との関係が分かる。ただのお客さんと店員さん。
でも主人公はその関係に満足できない自分に気がついている。

 

路地裏のフィルムで君を撮って

 

路地裏のフィルムが何を示しているのか。推測でしかないんだけれど「路地裏=表通りに面していないところ」と考えると、なんだかコソコソ隠れているような後ろめたさを感じる。
「お店の中=表通り」だとすると「路地裏=お店の外」、たまたま店員ではない時の「君」を一方的に見かけたのかなと思う。フィルムは自分の目のこと。
その時に「君」の隣には「誰か」さんがいた。二人を見た瞬間に自分が「君」のことを最初からどう思っていたのか思い出す。


MVがあるおかげで、だいぶ解像度あがるのですが、最後、二人の関係がどうなったのかだけ悩ましい。MVだと最後ちょっと思いが交わっている感じじゃない?


でも個人的な解釈としてはこの二人が結ばれることはないんじゃないかな。


最初の歌詞が最後にもう一度繰り返されている、つまりループしているんだよなぁ。ループは「変わらない関係性」を表しているのだと思っている。


やっぱりキーワードは「当て馬」なんだよね。
この曲を制作されたARAKIさんが「ずっと描きたかった当て馬の儚さ」とおっしゃっていたので。どんなに一途に「君」を思っていても、「君」のためにどんなに行動しても「君」の中には他の人がいるんだろう。

バラードにしてもいいような曲なのに、この曲は一貫してポジティブ。ドラマの最終回で「君を好きになれてよかった。幸せになれよ。」って送り出すタイプ。何故ならそれが当て馬だから…。オマエも幸せになってくれよ…。




06.Share The Time
作詞:Yu-ki Kokubo 作曲:Yu-ki Kokubo/Eunsol(1008)/SUNHEE 編曲:Eunsol(1008)/Gou Ishikuro

 


Share The Time、略してSTT(勝手に略すな)。

ストーリー性のあった『恋にて』に対してSTTはジャニーズWESTの自叙的曲。誰と時間を共有するのか、メンバーなのかな。少しでいいからファンのことも思って歌ってくれるかな。


世界を変えるくらいの
POWER(チカラ)かわからないけど
その泣き顔、笑顔に変えて見せるから

 

飾らないYou & me
軌跡が証明に(Cuz we are precious)
10年先だって
バカ笑いしてたいね(Always together)

 

 

え、エモすぎる…ピェ(死んだ)

 

チカラと歌っているけど歌詞はPOWERになってるのは可愛くてSKW(少しクスッと笑った)。

 

 

曲調はゆっくりだけど、クラップ音やRKK立位体前屈するのに肩のストレッチして結果突き指した)男こと藤井流星さんとMOK(メイクするときにおジャ魔女どれみカーニバルを聴いていた)男こと神山智洋さんによるラップパートによって曲のメリハリがついている。最後の濵田さんのフェイクも最高だよね!!


メンバーの歌い方の個性とか、どういったところが得意だとかそういったところを盛り込んでくれている曲だからめっちゃいいイヤホンで聴きたい。中間さんの発音がよくて透明感のある歌い方もこの曲に合ってるな~。




07.Mood
作詞:D&H(PURPLE NIGHT) 作曲:Adam Alexander Sjostrand/Tobias Naslund/Maria Marcus 編曲:Tobias Naslund/前田佑

 


WESTの得意ジャンルとして定着しているゴリゴリのEDM曲。治安の悪いジャニーズWESTさん。PUSH好きな人はもれなく好きだよね?今めっちゃうなずいている人いるよね??って思ってたらPUSHの制作陣にD&Hさんいました。


聴いただけじゃ全然歌詞分からなくて歌詞カード見たけれど歌詞カード見ても全然分からなかった。泣いた。


大パニック。鬼は俺のターン?隠れYou better run?イケメン風鬼ごっこしてるの???韓国語入っているじゃん!なんて言ってるの??獲物は”R3”って何????リユースリデュースリサイクル?????

 

 

 

触れたものは 全部 follow me

最初空耳アワーで「触れたものは全部滅べ!!」に聞こえて私の中に住んでいる千鳥が「こっっっっわ」「す、凄いことゆうてる!!!」と騒ぎ出しました。



この曲なんと表現すればいいのだろう…と思っていたんですが。

もしかしたら先ほどのSTT(まだ言ってる)でお気づきの方もいるかもしれませんが、実は今、WESTubeの体力測定の回を横で流しながら打っているんですね。


そして気が付きました。
この曲はジャニーズWESTにとってのハカなのかもしれない…と。


 

※ハカとは?
ニュージーランドマオリ族の民族舞踊。主に男性が踊る。
本来はマオリ族の戦士が、戦いの前に手を叩き足を踏み鳴らして自らの力を誇示し、相手を煽る時にする舞踊である。(ウィキペディアより一部抜粋)

まぁこの曲の場合、相手は敵というよりも狩る対象(我々オタクたちのことだよ!)なんだけれど。

 

君が俺に 堕ちる狩
顰める 3rd eyes (3rd eyes on)

 

さらに例えちゃって申し訳ないんだけれど、飢えた狼のようになったジャニーズWESTが私たちを捕食しようとしている。3rd eyesは第三者の目のこと?すなわち外野が思わず顰めるような荒々しさを表しているのかな…。


まぁライブに行く人も、映像で見る人も、狩られて現実に戻ってこれないことだけは気を付けようね…私との約束だぞ…。







※後編に続きます。