僕らは最強なんだぜ

僕らが望んでいた景色全部は今日という日の為にあったのだ!

セラヴィの世界に浸かってみる

この度セラヴィがWEST.10th Anniversary AWARD「MVが観たい楽曲」部門で一位を獲得しました。

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っっっビックリしました。


寝耳に水、青天の霹靂。なんかもうビッカーーーンって感じでしたね。あれ、雷の擬音ってこんなだったか?

ちなみに私は「PARA!PARA!チャ~ハン」選んでました。180度どころかぐるぐる回って900度ぐらい角度間違えたので、なるほどな!!と感じましたね。ミクジュのINTERが天才すぎてもっとしっかり見たいってなったのかな、分かる。


完成されたMVを見る前に、そういえばセラヴィについてしっかり考えたことなかったな~と思ったのでこのタイミングですがブログを書いている次第です。今更過ぎますが、お付き合いください。


セラヴィ
作詞作曲:キタニタツヤ 編曲:Nobuaki Tanaka,キタニタツヤ

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この曲、イントロが比較的長め。
印象的なギターのリフが続きますが、アレンジによりだんだん音が重なり、イントロの中で聴者が世界観に入りやすくなっています。神山大先生による長いイントロを効果的に使った振り付けも印象的ですよね。あとギター弾くみたいな振り付けとかね〜、ぐへへ(どうした)


冬が終わって春が来るように
気づいた時には大人になっていた
いつか僕も誰かの思い出の花瓶の中で
枯れてゆくのだろう

 

いつの間にか暖かくなり世間が春の始まりを告げていた。季節の境目が明確ではないように、自分たちも自覚のない間に他人から「大人」と呼ばれるようになっていた。そうやって季節か、人生が、自分の意志とは別にうつろっていくように、いつか自分も誰かの中で勝手に思い出にされていくのだろう。達観した考えをもっている主人公。「花瓶の中で枯れていく」という表現は花がもといた場所から他人に摘まれて花瓶という閉鎖的な場所でそのまま枯れていくように自分も人の思い出の中で色褪せていくということ。美しくも儚い世界観。


空白がいつか君になっていた
君がいつかメロディになっていた
そうやっていつか煙になる頃に笑えるように

 

さっきからずっと詩的というか比喩が多いからむずい(愚痴が早い)。自分の中に存在した「君」が形なくなったとしても音として残っているように、悲しい出来事も煙になる(=焼けて跡形もなくなる、すっかりなくなる)頃には笑い話になっていますようにということでしょうか。


季節と共に
変わっていく僕を怖がらないで
変わっていく君を責めないで
花は散って、人はさよならを繰り返す
C'est la vie,c'est la vie !
笑えないことばかりが増えてしまって
流せない涙が溜まってく
綺麗じゃなくても
伸ばした手を拒まれても
うつろいながら続いていく
C'est la vie.

 

サビでタイトルがでてきました。
「セラヴィ」とはフランス語で「人生ってこんなもんさ」という意味です。稀にポジティブな意味でも使われますが、基本は悪い出来事が起きた後に諦めを含んで使われる決まり文句です。
このブログを書く前に同じ題名のフランスのコメディ映画を見ました。内容としてはウエディングプランナーである主人公が携わる結婚式当日の出来事について。途中まではもうトラブル続きで最悪なことばかり起こるのですが、最後は美しくハッピーエンドの作品でした。Bメロと重なりますが、諦めといってもどんなに悪いことが起きてもユーモアを持っていつか笑い話にしようよという意味を含んだ言葉みたいですね。うーん、フランス人おしゃれだね。

季節のうつろいの積み重ねで一つの人生となるのだから、当然自分自身も変化をしながら生きていく。変わっていくことは寂しく時に怖いけどそれを恐れないでほしいと「君」に願っている主人公。「花が散る」と言われると私は真っ先に桜が散る風景を思い出しますが、Aメロの冬から春になる描写とも重なる。まぁ私の住んでるところ雪国なので桜散るのもっと遅いんですけど(いらん情報)

振り付けの話をします。「C'est la vie」を2回続けるところ、手でまず口元を封じ、次に目元を隠します。はぁ~~~~それだけでかっけぇ~~~~~~~(声高)。
神山大先生は結構歌詞を振り付けに落とし込む方だと思っているので、この振りはどういう意味なのかと考えたのですが、おそらくこの後の歌詞を指しているのかな。「笑えない」で笑顔の時には口角があがるから口元を封じて、「流せない涙」で目元を封じる。

人生が世界が美しくなくても、変わってしまった自分を「君」に拒まれても、自分の意志とは関係なく、季節はうつろっていく。それも人生さ、というサビ。


冬が終わって春が来るように
あの日の僕らを洗った涼風が
花で飾った君を鮮やかに染めてゆく様
あんまり綺麗だから

 

ここの歌詞凄い。「涼風」は夏の終わりに吹くさわやかな風のこと。夏の季語でありますが、秋の気配を感じられる時期のことを指す。
気になるのは「あの日」がいつを指すのか。私の中では一番の歌詞を考えると主人公と「君」は今はもう違う場所で生きているのではないかと思っています。変わってしまった主人公を受け入れることができなかった「君」。あの日とは「君」が主人公を拒んだ日なのかな。この曲は季節のうつろいと人生や主人公の変化を連動させているから、拒絶されたことを冬とするなら春になるということは、主人公の気持ちが前に進み始めているということ。涼風を夏から秋へ連れていく風として表しているため、「あの日」と「君」を思い出として美化してくれたのかもしれない。

ここで間奏。曲の構成が珍しい。主人公が「君」といた思い出を蘇らせている間かもしれませんね。

 

育った風景が懐かしくなってゆく
いくつの思い出を落としてきたんだろう?
そうやって傷が増えた代わりに君を知れたように

 

ここは「思い出」に関する描写。この曲はキーワードが複数あってそれについて繰り返すように歌っているな。

ここは「思い出を落としてきたんだろう」の濵ちゃんの歌い方ね。感情が遠い。一番もそうだけど、ここで一瞬メロディがすっとなくなるのが劇的で良い。落としたものがもう2度と拾えない深い深い闇に落ちていったように感じられる。

 

 

日に日に変わっていく僕も悪くはないと
変わっていく君も素敵だと
少しずつだって受け入れられますように
C'est la vie,c'est la vie!
笑えないことばかりが増えてしまって
流せない涙が溜まってく
綺麗じゃなくても
伸ばした手を拒まれても
うつろいながら続いていく

 

2番サビ。歌詞の意図は1番と同じかな。会うことはない「君」への願い。ライブ映像は毎回「日に日に」の神ちゃんで命を落としかけます。

 

雪が泥になるように
人が思い出になるように
僕の心の何もない場所に
君が住み着いてしまったりして
全てがうつろっていく
古い自分が流されていく
先の見えない未来に漕ぎ出すこと
怖がらないで進めばいい
C'est la vie.

C'est la vie!

 

最後の歌詞。雪が溶けても泥が残る。人はいなくなっても思い出が残る。跡形もなくなると思ったものも実は全てが消えることなどないように、主人公の中から「君」が消えることはない。空白に現れた「君」は過去になったとしてもずっと「君」のままなのだ。

「うつろう」「流される」「漕ぎ出す」「進む」すべて一箇所に止まることなく動いている。前2つは自分の意思関係ない言葉(受動的)だけど、後ろ2つは意思が見える。

 

新しい自分に変化していくこと、怖がらず受け入れてほしい、だってそれが人生なのだから。

ここの「C'est la vie」は一番サビとは違う、ポジティブな言葉。フランス人の考え方と同じように終わりは前向きになっています。楽しいひと時もいつか思い出になり、そこにいた人たちも自分の側からいなくなってしまう。でもそういった別れの先に新しい出会いがあるんですね。

 

そしてアウトロ。ライブだとここは藤井さんがセンター。INTERの映像も含めてこの曲は彼の印象が強い。最後彼が希望を掴むように上へ手を伸ばす。

 

 

 

 

 

とセラヴィについて読み解いてみました。私の解釈だし、この曲全体的に比喩が多いので捉え方は何通りもあると思います。世界観が美しく、確かにその世界観をMVとして残しておきたいと思う方も多いのかもしれませんね。それでは。

FICTIONのMV観て思ったことをただ文字化しただけのブログ

はい、タイトルの通りです。

トリプルAサイドシングルについて書く書く詐欺したんですけど(マジでごめん)2023年下半期崩れまくった体調が戻ってきたので書いてみました。

FICTIONのMVかっこいいですよね!脳内で色んなこと考えすぎたのでここに落とし込んでおきます。ちなみに考察とかじゃ全然ないです、分かんないこと分かんないまま書いてます。THE自己満。こういった形のブログを見たので私もやってみました。くだらなすぎて胃もたれ起こした方はすみやかにこのページを閉じ、太田胃散を飲んで安静に過ごしてね!(ずっと無責任)


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0:05 時計が9時を示す。YouTubeのプレミア公開時間と合わせたのかな。

0:06 イントロが始まると同時に同じ顔をした仮面をつけた7人。音楽と合わせてゾッとした。同じ仮面のはずなのに照明の関係で藤井さんの仮面の彫りが深く見えるのは私だけですか。

0:11 7人がつけている腕時計のショット。時間がバラバラ。置時計の9時が正確な時間だとしたらこちらの時間がフェイク。あと、アイドル×ハイブラ大好き芸人なので誰がどの腕時計つけていたのかどなたか特定してほしい(他力本願)

0:13 腕時計を見つめた重岡君からのそれぞれのショット。「君は誰」で目線を濵田さんに移す重岡君の演出好き。小道具があるのは藤井さん、神山さん、中間さんかな。中間さん、トランプをババ抜きのように手元のカードから2枚引く。ババ抜き=本心を隠すゲームだから?

0:36 シーンが変わり桐山さん単独ショット。黒柴みたいで可愛いね。

0:38 桐山さんの横に現れる金さん銀さん。

0:42 サビ。ここが舞台上ということは、最初のシーンは舞台裏ってことかな。

0:46 ここ神ちゃんだけ目線が手の動きを追ってて美!!!。

0:56 「どこからどこまでFICTION」の振りが自分のこめかみに拳銃を突きつけるよう。自分を追い込んでいるということなのかな。あと下向けた顔を上げるところの濵田さんの首から顎にかけての造形がミケランジェロ

1:07 大勢の仮面を被った人々(観客?)の真ん中で仮面を被る濵田さん。同じ顔になり、大勢の中のひとつになる。

1:09 はにゃ〜〜〜〜〜〜〜ん

1:11  神山智洋さん藤井流星さんによるマリオネットタイム。途中からピアノのショット入るから鍵盤に操られて踊っているようにも見えてくる。嵐のオタクでもあるので大野智さんのマリオネットダンスも思い出した。大野さんのマリオネットは最後自分の意思で意図を断ち切る演出しだったけど、二人は最後まで他者に操られたまま。「ルートA,ルートB ティックタックどっちだ?」の答えが分からずゲームオーバになってしまったのか。あ、ティックタックって時間制限ってこと?

1:32 鏡に映る自分に問いかけるような重岡くん。後ろでスポットライトが当たった濵ちゃんは対照的に観客に訴えるように正面を向いている。

1:47 ラスサビ。Aメロサビと比較してピアノの音が強い印象。私の感覚だけどピアノの音が入ったことによってミステリアスの中にどうしようもできない切なさがミックスされているようにも感じるな。

1:59 「どこからどこまでFICTION」がこの曲のキーフレーズだと思うんだけど、Aサビラスサビどちらも桐山さんで、彼の力強い歌い方でなおさら印象的強く残るようになってる。そしてラストサビのここでWEST.最強のフォーメーション『横一列』になるの天才すぎる。

2:02 舞台と舞台裏っていう今までのシーン映すのラスサビ〜終わりあるある。

2:16 「優しい嘘はいらない」で一度目線を横に向けてから正面に映す重岡くん。『嘘をつく=右を見てしまう』という心理もあるよね。え、わざとですか?

2:24 ピアノに合わせて指を動かすところ結構印象に残ってる。今回の振り指の動き多い気がする。

2:33 「FICTION」というタイトルに隠れて神ちゃん飲み物飲んでません?置いてあったウイスキーじゃないですよね?大丈夫ですよね?スタッフさん麦茶に差し替えましたよね?ちゃんと確認しましたか?神ちゃん酒豪なんだから気をつけてくれよな!!

 

 

総括:シングル発表まだですか!!!

 

 

ただ君が欲しいだけ。ジャニーズWEST『絶体絶命』のMVについて

 

どうも、きぬです。
ジャニーズWEST「絶体絶命」のMVがYouTubeで公開されましたね。


メンバーのほとんどが30歳を迎え(小瀧くんだけ20代なのめちゃ可愛いね!(は?))大人の色気を纏ったジャニーズWESTが挑む不倫ソング。そして女性に翻弄され足掻くジャニーズWEST

 

そんなMVを見て正常でいられるオタクがいるのだろうか、いや、いるわけない(反語)

 



私も気が狂いそうになりながら何度もMVを見まくり、何とか自分の解釈を見つけ出しましたのでここに綴ってみようと思います。
ちなみに歌詞に関してはCDが発売されてから書いていきたい(予定)ため、ここでは割愛させてもらいます。



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(重岡くんと見つめ合えてますか?)


⚪︎イントロ

重岡くんが窓を眺めるところからこのMVは始まります。窓に手をつきイントロのピアノの音と合わせるように指を動かす重岡くん。
場面転換し、ダンスシーンへ。
6人の組み合っていた手は重岡くんが触れることによって解かれていく。目の前にあった壁が崩されたよう。
そしてWEST全員の顔が映し出された後、重岡くんの手に合わせるように窓の反対から手を重ねる女性。女性のほうだけ左手薬指に指輪があります。二人は道ならない恋をしていると分かる演出ですね。

 

⚪︎Aメロ


想い人が配偶者と暮らす家にて二人のそばで歌う4人。男女には彼らが見えていない。

歌っている彼らの表情がそれぞれ違ってそれが本当に最高。
重岡くんは口づけをする男女をじっと見て一瞬だけ目を伏せて再び彼らを見て睨む。
中間さんは眉間に皺を寄せる。頭を掻く。明らかに憤怒している表情と行動。
桐山くんは女性を見ない。自分じゃない相手と幸せに暮らしているという現実を知りたくない、見たくないという怯え。


そして問題なのが濵田さんである。
いや、近すぎないか。いくら相手には見えていないとしても…。あの距離であの表情で見てるのゾッとする。女性を試してるのかな。「こんなに近くにいるのに気づかないん?」ってことかな。気づかない様子の彼女に最後少し苛立つ。女性が皿にナイフを突き刺すように立てるのが気になる。

徐々に女性に接近するジャニーズWEST。怖いなぁー怖いなぁー(稲川淳二風)

 

⚪︎Bメロ

小瀧くんがクローゼットの中で外の様子を眺める。
最初の4人と違って堂々と側に座るなんてことはせずに、バレないように隠れる小瀧くん。女性に執着しているなんて気づかれたくないのかな。七人の中で小瀧くんが表現する感情が一番ピュアな気がする。
夫婦の写真からの神ちゃんへフォーカスが移った後、洗面台にいる藤井さんに場面が変わる。藤井さんのところ照明が明るくなったり暗くなったりしてるのは主人公の感情の不安定さを表してる?
そして再び神ちゃん。このシーンだけしっかり女性と接触してるんだよね。求める神ちゃんを拒絶する女性。え…そんなことできる人間がいるなんて…(私情)。それでも追い縋りますが、「壊してしまいたい」という歌詞の通り狂気的な表情を浮かべている。ひょぇぇ…。

 

⚪︎サビ

ダンスシーン。ひたすらにかっこいい。赤と黒の衣装が似合うね!ッッカァーーー(カラス鳴いた?)

それぞれのソロアングルが変わる変わる出てきますが、私が一番印象的だったのは中間さんのところ、自分の左手薬指触るんですよね。しかも女性の左手がバッッッチリ映っているところで。彼らは浮気相手だと理解しているフリをして実は「結婚」に固執しているのでしょうね。どんなに彼女を愛していても「結婚」以上の結びつきはないと分かっているようです。しかしこれ、アドリブなんだろうな、ほんと凄いな…。

 

⚪︎間奏

神ちゃん。拒絶されたのに関わらず、その後女性は神ちゃんのちゅるちゅるラブリーほっぺ(私情)に触れる。まるで大事なものを扱うように愛おしそうに撫でられたことに戸惑う。

小瀧くん。女性がクローゼットを開ける。自分の醜い本心がバレてしまいそうで思わず目を逸らす。追うようにその様子を見つめる彼女。

そしてダンスシーン。MVの冒頭で崩した壁がまた現れる。この壁の先がおそらく彼女の本心。重岡くんは壁に阻まれ彼女の本心から遠ざけられる。

 

⚪︎Aメロ

藤井さん。洗面台で化粧をする女性をただ眺めている。配偶者のために化粧直しをする彼女を見て、彼女にとって自分は寂しさを埋めるだけの存在と知ってしまう。そんなことできる人間本当にいるのか?(2回目)藤井さんの感情は『憂い』かな。

 

⚪︎Cメロ

女性の手のショットから場面が変わります。

 

はい、おっぱじめます。

(連れてくよCandy Shop〜♪)



でも行為中に手をあんな風にいじるなんて、彼女の意識がそこにはさほどないんじゃないのかな。でもその程度の相手にわざわざ化粧直したりなんかするかな…。

そしてここのシーンから
重岡、中間、神山、藤井→室内
桐山、濵田、小瀧→外に追い出される(言い方)になりました。
配偶者の左手薬指も窓から見れるような位置で映していますね。にくい演出。

外組は窓によって中に入れないため、感情を激しく表現しています。絶対に触れられないと分かっているからこそ、激しくできるんだろうな。やっぱり小瀧くんの感情表現はピュアだな。外組とは対照的に感情が静かな神ちゃん。「自分のことはあんなふうに拒絶したくせに。あんな大切そうに頬を触ったくせに」と内では思っていそう。神ちゃんの軽蔑の目。あざっす(くそ私情)

 

⚪︎落ちサビ

「信じたい」という歌詞とともに室内にいる重岡くんの感情が動き始めました。(個人的には重岡くんのシーンと他6人のシーンでカーテンの開き方が違うのが気になる)

 

⚪︎大サビ

まさに大サビ!というような激しいダンス。彼らの感情もより強くなってきました。桐山くんはやっぱり切なそうだし、淳太くんはやっぱり怒りの感情が強い。感情に一貫性のあるばど。感情が正反対なのがばど。ばど、永遠なれ。そんで濵ちゃんは「どうせ僕だけでしょ」の「どう」でフッと笑うんだよね。みんな大好き『濵ちゃん、そこで笑うんだ!?シリーズ』です。3150!!

 

そして重岡くん。彼女が欲しくて欲しくてたまらなくて、でも、無理やり触れることなどできない。

その理由は、自分が彼女の本命ではなく浮気相手であると理解しているから、だと思います。

 

⚪︎アウトロ

重岡くんは苦しみもがきながら彼女に向かって手を差し伸べます。
そして彼女は配偶者に抱きしめられながら、その奥にいる重岡くんに向かって同じように手を差し出します。

 

 

 

 

ん?ちょっと待って?

 

見えてるの??

 

ってか

 

今までも見えてた??

 

 

 

 

どえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!?

 

 

じゃあ今までわざと見せつけてた?彼らの苦しむ表情を見て弄んでた?…って最初は思っていたんですね。が、彼女の本心はきっと最後の重岡くんに差し伸べた手だと思うと、弄んだわけではなさそうだなと。

 

 

ここからは私の憶測でしかないのですが。
最初は遊びと思ってたけれど、だんだんと気持ちが傾いてしまった。彼が自分を本気で愛していることにも気づいている。でも自分はすでに人生を決めた人がいて、その人から離れることはできない。彼女も自分の気持ちを隠すように、『嘘』をついているのではないでしょうか。触れようとした神ちゃんを一度突き放してしまったのはきっと彼女の『嘘』。優しく触れたのは『本心』。でも言葉で伝えることはできない。


濵ちゃんのシーンでナイフを立てたのは「私の感情を揺さぶらないで」という牽制にも捉えられるし、藤井さんの前で化粧をするのも「あなたが入る余地はないほど、私は夫を愛しているのよ」と『嘘』を見せつけているようにも思える。これ以上自分の気持ちが変わらないように。入ってこないように。

 

 

でも、重岡くんの感情むき出しになって自分を求める姿に心を動かされてしまった。その結果、彼女は手を差し出したのだと思います。

 

 

 

彼女の本心が私たちには見えてきました。でも、最後のシーン。

最初のシーンと同じように、重岡くんは窓に手を触れます。本当はその窓の反対で同じように手を重ねている彼女がいます。でも、重岡くんには彼女が見えていない。つまりWESTは彼女の本心に気づくことはできなかった。

ベットのシーンでもお互いの指が触れ合うことはなかったですね。苦しい。

 

 

 

 

 

以上が私の考察です。…ごめんね、気が重くなる終わり方して…。
映像と曲がシンクロされるシーンも多くあり、よりドラマティックで美しいMVでした。

ただ、これはフルじゃないので発売されたら新たな視点が出てくるし、私の考察が全然違う可能性もあるので。そしたら笑ってやってください。

 

あと最後だから言うと、小瀧くんがクローゼットで隠れていたシーンを初めて見た時、そこにあるのは監視カメラで実際の彼らは別の場所で見ているのでは?という考察も浮かんだのですが、濃厚な罪の香りがするのでやめます。ただの怖い妄想です。

 


はぁ。またMV見てこよっと。

なぜ彼は新宿でルーローハンを一人で食べることになったのか

 

ジャニーズWESTニューシングル「しあわせの花」が発売されて数週間経ちましたね。
さて皆さん、しあわせになってますか~~???(雑な煽り)


しあわせの花のCD詳細が発表された時、相変わらずのカップリングの豊作ぶりに「もうミニアルバム作れるじゃん…」と気絶しかけたんですが、とあるタイトルを目にして正気に戻りました。




恋は負け認めなきゃ勝てない

 



ん?
どうゆうこと???????



新しい哲学か?と悩んだもののまぁ実際に曲聴かんと分からんし~とその時は一旦スルー。

そして発売前のリリース記念TikTokライブでこんな話をしていましたね。


 

 



「新宿でルーローハン(犯)食べる歌詞がある」



 

 


だから

どうゆうこと???????



発売直前に私の思考回路はショート寸前☆となりました。


発売後は何回もこの曲を聴き、何回も歌詞を読み、何回も「どうゆうこと???????」を繰返し、ようやく私なりの解釈を見つけたのでここでまとめてみようと思います。
作詞をされたゆっきゅんさんがツイッターで「十年好きだった人に振られたばかりのアラサー男性のどうしようもない気持ちを書いた」とつぶやかれていたのでそれも踏まえて読み解いて行きましょう。

れっつごー!!


 



恋は負け認めなきゃ勝てない
作詞:ゆっきゅん  作曲:高橋 諒  編曲:高橋 諒


新宿でルーローハン 一人で食べてる
行けなかった台北旅行の雑誌の味
意地悪な質問 自問自答して
大学生みたいに泣きそうだ

 

新宿でルーローハン!!出オチだった!!藤井さん何そんなかっこよく歌ってるんすか。
聴く側の心をざわつかせるイントロで「ただ事ではないぞ」と思わせてからのこの歌詞。
台北旅行を計画しているさ中に振られたようです。雑誌でルーローハンを食べれるお店を調べているのでだいぶ計画も進んでいたのでしょう。
意地悪な質問を自問自答するとはいったいどういうことでしょうか。振られたことに対して自分で自分を責めている様子が思い浮かびます。
「大学生みたい」とは、まだ周りを気にせず感情を露わにできる年代であるということ、そして恋に落ちたタイミングが大学生だったからではないでしょうか。アラサーの十年前だから辻褄は合う。その頃から彼女との恋愛は一筋縄ではいかず、泣いてしまうこともあったようです。



「別れよう」って結論みたいに
悲しそうに言うから 悔しい
突然だと思ってるのは僕の方だけだよね
そういうとこだな 負けたよ

 

振られた時の状況を回想する主人公(ルーローハン食べながら)。少し彼女の性格も見えてきました。うだうだする主人公に対し、さっぱりとした彼女のようです。いつも自分の数歩先にいる彼女に対して「負けた」と自覚する主人公。



十年!君のことを想った
この恋は負け認めなきゃ勝てない
TAXI!捕まえんの上手かったね
立ちすくむ今の僕とは大違いだ
誰に伝えりゃいい?

 

不穏なAメロBメロに対してサビは突き抜けるような爽快感!じ、情緒どうした!?!?まぁそうか、フラれたばっかりだもんね(泣)(泣)(泣)
うだうだメソメソ男だと思っていたけど、もしかしたらこの人ネアカかもしれん。
タクシーというワードが出てきました。捕まえるの上手かったのは先ほどのBメロの続きでしょうか。「別れよう」「えっっっっちょっとまって!」「あ、タクシー!!」バタンッ。ブロロロロロロ…。「・・・・・」テンポの良さM-1の決勝か?



でも、私は突然出てきたタクシーというワードが気になります。「立ちすくむ今の僕」と対比させるためというシンプルな意味かもしれませんが、ここはあえて一番残酷な想像をしてみました。
あくまで可能性の話です。わざわざ彼女がタクシーを捕まえて帰らなきゃ行けない、タクシーの方が電車やバスなどの交通機関を使うより効率が良い、となると考えられる理由の一つとして荷物が多かったから、が思い浮かびます。

 

 

 

 

え、

もしかして台北旅行当日に振られました?

 






懸念点としては、台北旅行直前に振られたとしたらめちゃくちゃ傷えぐられていると思うので、それにも関わらず直ぐにルーローハン食べ行けるメンタルあるか?ってところ。ただ、振られてもなお「負け認めなきゃ勝てない」とかほざいて復縁する気満々の人なので少し気持ちが持ち直しているのかもしれないな。まぁここは人それぞれ捉えていただければいいです。




 

でかすぎるポップコーン 食べて寝てたね
もう観に行かない シリーズ5作目は来月
本棚から好きに持っていけばいいよ
どっちのかもう覚えてないし

 

2番はこの10年のことを思い出すところから始まる(ルーローハン食べながら)。「本棚~」のところはいかに10年が長い年月だったのかがわかる歌詞になっていますね。ちなみにここのポイントは自分が買った本はしっかり覚えていて勝手に持って帰ったら怒られそうな中間淳太さんが歌っているところです。
問題はその前の部分。二人で観た映画について思い出していますが、どうやら彼女はその映画に興味がなさそう。そしてそのことに主人公は気づいてなさそう。主人公は「毎回ポップコーン食べておなかいっぱいになるから寝ちゃうんだよ〜」とか思ってそうだけれど彼女は「映画がつまんないから、でかいポップコーン買うんだよ」と内心キレてそう。1番の歌詞「突然だと思っているのは僕の方だけだよね」についてはおそらく正解です。たぶんそういうところです。



いつだって僕は昨日ばっか
君は明日の夢 語っていた
そんな風にして二人の道
続いてるみたいだよねって
笑えてた部屋 戻れない

 



そう。そうなんだよ。この主人公、さっきからずっと過去のことばっかりなんだよ。一番は振られた時のこと、二番はこの十年のこと。
目線も向きも合わない正反対の二人。でも二人の道は並行でも交差するでもなく一本の道。彼女が先に進んだ道を後ろから追いかける主人公。それでいいと思っていた主人公。でも彼女が歩いた道をもう見つけることはできない。



十年!君は友達でもあった
この恋に負け認め続け勝ちたい
Two Weeks! 受け止めてみてるんだ
だけど・・・

 

好きになったのが十年前という情報だけなのでどのタイミングで付き合い始めたのか分からないけれど(これで9年片思いで付き合ったの1年だったら笑ってしまう)、十年もそばにいたら友達でもあり、さらには家族みたいな感覚に近いのでしょう。彼女ももう主人公のことを恋人として見れなくなったのかもしれません。
「負け認め続け」ってどういうことだろうな。回数のことなのか、期間の長さのことなのか。でも最終的にはまた彼女に自分のことを好きになってもらいたいと決意しているようです(ルーローハン食べながら)。
ここで2週間前に振られたことが明らかになりました。彼女に振られたという現実。自分に非があったこと。「だけど・・・」の後は「この恋に負け認め続け勝ちたい」という気持ちかな。




思い出は(ああ忘れるかな)完璧になってしまう
追いつけないくらい 光に打たれて
離れるきっかけ探して 行かないで(ここにいて)

 



ここ面白いですよね。括弧を歌うコーラスが亡霊のように主人公を掴んで動けなくしているというか。悪夢を見ているかのよう。
2週間たって美化されつつある自分の恋愛。彼女に対して何も文句を言っていない時点でパッケージとして完成されつつあるなぁと思うけれど。
今までの流れからして「離れるきっかけ探して」たのは彼女のほうですね。遠くにいってしまう彼女に「行かないで」と叫びながらも未だに立ちすくむのが主人公。なっさけねぇ…(あ、言っちゃった)




十年!君のこと想った
この恋は負け認めなきゃ勝てない
何年!過ぎても好きだったら
キモいかな ねえわかりたかったもっと
十年!君は友達でもあった
どうしようもない今を認めてあげなくちゃ
Music!情けない笑えない
大丈夫じゃない自分も自分なのがしんどい
君に負けて知った、心を

 



最後のサビでようやく今の情けない自分と向き合うことが出来ました(ルーローハン食べながいや私の中のコイツずっっとルーローハン食ってんな!!!!!!!
あと神ちゃんに「キモい」って歌わせたの誰~~~~~~~~。




すみません取り乱しました。神ちゃんの「わかりたかった」の歌い方が叫びのようで主人公が泣きながらルーローハン食べている映像が勝手に脳内で再生されました。

でも主人公は彼女に振られたことで自分の情けなさ、弱さ、ダメダメな自分に気が付くことができたんですよね。うーん、だからといって今すぐ彼女に会いに行くわけでも自分磨きをするわけでもないんだろうな。ウジウジしたままなのがリアル。苦しい。あーだこーだ言っちゃったけど気持ち分からないわけでもない(肩ポンポン)。最後の重岡くんパートの未練じみた歌い方はお見事でした。





以上で私のまとめは終了です。お付き合いありがとうございました。
歌詞だけ見ると思わず口をはさみたくなるような物語をキャッチーな歌詞とカッコいいサウンドで人々に愛されるポップスとして昇華したのはさすがプロの仕事。







でもそもそもさぁ、恋愛において勝ち負けで考えている時点でさぁ、、、、、どっちが上とかそういうのないでしょ……っておい!人がアドバイスしてるんだからルーローハン食う手を止めろ!!!

ほんとそういうところだからな!!!!!!!



ジャニーズWESTとさぁ出会おうぜしてきた話

 

スゥッ
ジャニーズWEST LIVE TOUR 2023 POWER
無事完走おめでとうございます!!!



途中で小瀧君の体調不良もありましたが、全公演を走り抜けたことにひとまず安心しています。辛い時に「辛い」と言えて、ちゃんと休める環境であることは素晴らしいことだしね。
ドラマ撮影中のメンバーもいてみんながハードスケジュールだっただろうけれど、本当にお疲れさまでした!


 

この記事では、初めてジャニーズWESTのライブ行ったオタクがビックリしたことや凄いと思ったことなどを書いていきます。

ところでライブ中は「このことは一生忘れないぜ…」と固く誓っているくせに会場出た瞬間に一回全部記憶なくなるのなんでだろうね。いい加減誰かこの現象に名前を付けてくれ。

 

 


ちなみに私が参加したのは
4月16日(日)
朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター

昼公演です。

 

 

当日までライブのことを考えただけでソワソワしてしまって、初めてのWESTのライブでファンサうちわどうしようって悩みすぎて「最悪カービィのお面付けていこうかな」とか考えだしたり(ダメだよ)、ファンの皆さんのレポを読むうちにジャニーズWESTのライブに行くのか小瀧くんの漫談聴きに行くのか分からなくなったりしてました。ん?どゆこと?????




そしてここからが本題です。『ここが凄かったWESTライブ!』と題して感想を喋っていくよ!!毎度のことですが長いのでお暇な時にどうぞ!!!





①最初から熱が凄い

初っ端からびっくりした。
ライブ始まる前になかやまきんに君による爆笑ライブ注意事項説明アナウンスが流れる。WESTが横でずっと茶々入れてそれにきんに君もちゃんと答えるもんだから一生ライブ始まんないのかと思った。(きんに君によると人に迷惑のかかる「ヤー」はお断りしているようなので注意しましょう)
そこからOP映像。メンバーの映像が出てきてさっきの空気が一瞬で入れ替わる。
そしてそこからの


「あなたという人の意味は 今日も僕が感じているから」
小瀧くん「ウォオォ~~~~~~~~~!!!!!!」




まさかの「僕らの理由」!!!。宮城初日のときにSNSでセトリ確認したときびっくりして飛び跳ねた。声だし解禁されたから最初からボルテージ最高潮にして且つファンも声出せる曲として選んだのかな。今回は「POWER」にするかなとも思ったんだけど、そうすると前回のツアーと「アルバムのタイトルチューンで始める」という構成が被っちゃうもんな。


ヘドバンのところ悩んだけれど頑張って髪の毛セットしてきたのに1曲目でバッサバサになるのもなと、当日クローゼットの一番奥から引っ張り出してきた乙女心が作動して頭揺らす程度にしてしまった。ごめんね藤井流星くん…。あと桐山照史くんは真実を突きつけられる前だったから「エビバディセイ」言ってくれてました。恥ずかしくても私たち知らないふりできるからまた言ってね??????


そこから「ええじゃないか」「WESTNIGHT」「週刊うまくいく曜日」と盛り上がる曲をバンバンと出してくる。最初のセクションを全部こういう曲で構成するの面白いな。最初から観客もフルパワーで行かせたいという藤井プロデューサーの意図ですかね。


ちなみに粗相がないようにセトリをちゃんと確認してきたのに僕らの理由以外全部忘れてました。めちゃ新鮮な気持ちで観れた。阿呆でよかった~~~~(ポジティブ)




②トンチキパートが凄い

果たしてこんなはっきりと「トンチキ」と言っていいのか分かんないけれど私が「トンチキ」と感じたのは、まず「今回のアルバムのトンチキ担当」こと膝銀座さん。

最初男女の外国人がバーで会話している映像が流れ始めます。最初意味わからなすぎで頭の中はてなマークで埋まっていたんですけれど、その男女が膝で会話しはじめた時に(膝で会話しはじめた時?)「あ~~~~~膝銀座~~~~~探せばあるんか~~~~」と脳内で頭をかかえ…いや、膝から崩れ落ちました。てか膝銀座まさかの外国人が集まるバーなのかよ。昭和後期頃の若者たちが集う場所なのかと思ってたよ。


映像が終わり、ジャニーズWESTが出てきたら、膝に「膝」って書いた紙かなんかくっつけて踊ってました。は????????最高かよ??????今度『膝銀座ステッカー』でグッズで出しませんか??????
本人たちは「これは僕たちのオシャレ曲でーす」みたいな顔で歌うからえ??私が間違ってんの?みないな気持ちにもなるから爆笑もできず、ずっとニヤニヤ変な顔して観てた。
あと濵田さんと小瀧くんの膝会話(膝会話?)の後ろでしっとりと踊る膝銀座ボーイズ(膝銀座ボーイズ?)がシュールで私はとても好きだったな。濵田さんは音源より20歳幼い声出していて、小瀧君は音源より20歳渋い声出してた。



と、まぁ膝銀座はアルバム聴いていた時から演出もこんぐらいはっちゃけるだろうとはある程度予想はしていました。問題なのはライブ後半。



新曲「パロディ」歌ってはぁ~~~~~かわええ~~~~~最後横一列で踊るのかわええ~~~~とメロメロしていた直後暗転し壮大な映像に隕石みたいな形をした文字がでてくる。






「P」
「O」
「W」
「E」
「R」
「エクササイズ!!」




私「POWERエクササイズ??????」









証明が当たるといかにも「これからエクササイズします!」と言いそうなカラフルな服装でジャニーズWESTが登場。


 

 


Anything Goes「これが俺たちのソウルスタイル耳かっぽじってよく聞け~~~~~~~お~けぇいやいやいやいやいやいやいや無理無理無理無理無理無理無理無理まてまてまてまてまて

 

 

 

 

 




私が一人で大動揺している間にも今回のグッズの一つ、ペンライトとしても使えるダンベル(逆)で腕のトレーニングしているジャニーズWEST。あと周りのファンの方が割と他の公演すでに入られた方が多くてすんなり受け入れてちゃんと筋トレしてた。すげぇなこのグループのファン…。トンチキへの受容性育てられすぎだろ。まさか自分がエクササイズ曲なるなんてAnything Goseもビックリだろうがよ…。

そしてその後「アカンLOVE」「ズンドコパラダイス」「パリピポアンセム」とこのセクションはつづいていくのですが。





③その場限りの「生」感が凄い

いや、ライブなんだからそりゃそうだろと言われちゃそうなんですけれど、公演毎にかわる小瀧漫談やWESTube風映像とかアドリブとかおふざけとかMoodガチャとか毎回変わるのが多くて確かに何回行っても楽しめそうな演出が多い。


それこそ、「アカンLOVE」で「自分をオリエンタルランドの人間だと思い込んでいる中間淳太さんにジャンボリーミッキーを踊らされる」という情報をいただいたので、事前にジャンボリーミッキーの動画見ておいたんだけれど

 




中間さん「ニィ~~~~〜~~~ガタガタガタガタガタガタガタガタ ハイッ」
私「話が違う」


新潟ギャグどんだけ気に入ってんすか。新潟公演は永遠に新潟ギャグさせられるのかと思ってちょっと震えた。
↓その後

濵田さん「ニィ~~~~~~~ガタガタガタ」
小瀧くん「そこはなで肩がたがたやろぉ!!!!」(激怒)
観客「あ~~~~ぁ」
濵田さん落ち込む
中間さん?「みんなで濵ちゃん励まそ」
観客「ズン!ズン!ズンズンズンズン!」

 

元気になる濵田さん。どういう原理?

 

 



あと、しあわせの花の後急に重岡くんがマイク通さないで地声出して「声きこえる~???ライブ終盤でこんな声出せて凄くない?」みたいなこと言ってた。本当に凄かった。
そしてマイクなしのまま


重岡くん「元気があればー!!!」
観客「何でもできるー!!!」
重岡くん「いくぞ!!!」
全員「1,2,3,ダー!!!!!!!!」


そのまま「こんなにも笑って~」って証拠歌い始めるもんだから目飛び出そうになった。そんな始まり方ある!?!?




④生で見るジャニーズWESTがえぐい

朱鷺メッセ自体がそこまで大きな会場ではないから、基本どこの席でも双眼鏡なくても顔見えるんですよ。
みんなお顔きゅるんきゅるんでかっこよかった…。気抜いてたら拝んでしまいそうになった…。ヤバめの信者…。
あとほ~~~~~んと生歌上手いな!!!!一緒に参加してくれた友達と終わった後まずその話をしたぐらい。



最後にメンバーそれぞれのお話をちょっとだけ


重岡大毅さん
MCで「変人重岡から見てまともだと思うメンバー、変だと思うメンバー」をゴチ方式で選んだんだけれど、まともな人は色々泳がせた後に小瀧くん選んでたけれど、変な人は「意外かもしれないけど~」とか言ってる時からすでにずっと神ちゃんガン見してて笑った。当の神ちゃんはずっときょとん顔してたけど。
「むちゃくちゃなフォーム」の最後に重岡くんが観客に向かって「大丈夫、大丈夫、やれる、やれる」って言ってくれて、その言葉でこれからどんなに励まされるのだろう、救われるのだろうと思った。彼の言葉は祈りだった。


桐山照史さん
本当に「漢」って雰囲気だった。ガタイ良すぎ~~~銀髪強すぎ~~~~(好)あと盛り上げ隊長。全体を見ている感じ。
「まっすぐ」の歌声が最早讃美歌だった。心の浄化。後ろにステンドグラス見えた。桐山君の力強くて伸びやかな歌声が本当に聞いていて気持ちよかった。歌い終わった後に神ちゃんと「うん」と頷きあうのよかったな。
「しあわせの花」はドラマ以外でちゃんと聞くのは初めてだったんだけれど桐山君の歌いだしで「あ、こんなにいい曲だったんだ」とじんわりした。映像に歌詞が出て、その歌詞見て泣きそうになった。あ、ゲキカラドウ観てます(何の話)


中間淳太さん
白の衣装が激似合いすぎだった。ロングコートで下半身がプリーツになっていてターンするとふわっと広がってとても綺麗だった。特に中間さんがプリーツを手で持って広げているシーンはどこの国の王子ですかと見惚れてしまうくらいで衣装を上手に使いこなしていた。
「似てないふたり」グロッケン似合い過ぎた。グロッケンがあるかないかで曲の雰囲気変わるぐらい大活躍していたし、マレットをしっかりと跳ね上げていて音綺麗でした。サックスはもともとやっていたみたいだけれど、そうやって積み重ねてきたものがライブで活かされるのは本当に努力の人なんだろうな。


神山智洋さん
あの…もう…可愛いです(突然の語彙力の低下)。登場したときデコだし(全部って訳じゃないけれどいつもより出してました)していてテンション上がった。その日寝る前も思い出してた。良く寝れました。
「Mixed Juice」の最後の「超~~~~~JUICE~~~~~~~~」のパートもう神ちゃん味占めてるじゃないですか(可愛い)私が行った回は「週刊うまくいく曜日」で重岡くんがやっていた両手でハートを作るポーズ(可愛い)を真似していました(可愛い)何故かどこか遠くを見てスンっとした目でハート作ってて謎でした。案の定MCでいじられていました。彼は顔芸でボケる傾向がある(可愛い)。膝銀座でもTikTokで濵田さん中間さんを後ろに神ちゃんセンターで踊っていた動画と全く同じ顔で踊っていて超絶プリティでした。


藤井流星さん
私の席そこまでステージや通路に近い席じゃなかったけれど(それでもばっちり見えましたけど)藤井流星さんが唯一こっち側観てくれた瞬間があってなんかもう凄かった、顔面が(顔面が)※顔面が。なんかもうビカーっと光ってた。あんな顔近くで当てられたら悪いことしてないのに「私が全部やりました…」と自白してしまうだろ。
なのに「僕らしく」始まる前に立ち位置で重岡くんがやいのやいの言っていることに対して怒りもせずそのまま従ったり、アンコールの「We are WEST!!!!!!!」で自分のパート歌うの忘れていて「やっぱり流星やー!!!」っていじられたり、ギャップがエベレストだった。


・濵田崇裕さん
この人もギャップの塊である。藤井さんのギャップが見上げる形だとしたら、濵田さんは突き落とされる形。「Mood」の最後のショット濵田さんだったけれど「これが帝王と言われる所以か」と納得した。レベル高すぎてこの人に頭上げられないし何かの圧で体が床にへばりつきそうだった(何で?)
でもその後MCで「濵ちゃんなで肩すぎて肩にかかっているタオルがしんどそう」って言われててその通りすぎてずっと笑ってた。何故かこのライブのこと思い出そうとするとまずこの瞬間を思い浮かべてしまう(何で?)
濵田さんがシャツインしてる衣装の腰から脚にかけてのラインの色気よ。キャー濵ちゃんのえっちーーー!!!(しずかちゃん)状態でした。


小瀧望さん
小瀧漫談で『小瀧望、ライブ楽しい』という見出しでネット記事に載らないか心配してた。(誰が見んねんって中間さんにつっこまれてたけれど少なくとも私は見るよ)
真面目キャラいじりでは「今、鎖のパンツはいてる」って言ってたけれど鎖のパンツって何ですか???
「エゴと一途」の映像のマスカレード(仮面)が似合っていて「君が日本のオペラ座の怪人か」ってなった。スタイルも最高なので是非やってほしい。私の位置だと小瀧くんが一番近かったんですけれど、アイドル×ソファって最強ということに気が付いてしまった。ソファに寝そべった小瀧望さんは最強です。君が優勝。






そしてライブ最後に藤井さんが「前に踏み出したいけれど前が真っ暗で進めない人もいるかもしれない。そんな時にみんなの一歩を照らせるようなグループになりたい」みたいなこと言っていて、ライブ演出をする彼がその言葉を口に出すことが、頼もしくてかっこよくて、もうすぐ10周年を迎えるジャニーズWESTの道しるべになりそうだなと思いました。







ファンになりたての人間ですが、私にとって必要なタイミングで彼らに出会えたとは思っているので初めてのライブが「POWER」で良かったです!!最高のライブでした!また出会おうぜ!!!!


おわり

聴くエナジードリンク ジャニーズWEST『POWER』感想(後編)

 



08.星の雨
作詞・作曲:敬也‐amazuti‐(KEYTONE) 編曲:生田真心

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このPVの衣装天才だよな。


今回のアルバム唯一のシングル曲。アルバムのバランス考えるときにシングルの配置って大事だと思うのだけれど前回のまさかのシングル3連発の衝撃が凄すぎて痙攣してしまったのでビクビクしていたらど真ん中に入れてきた。よ、読めねぇ…。



切ない曲ではあるけれど、始まりの重岡くん、濵田さんが力強い歌い方をしていて、諦めきれずにもがき苦しんでいるようにも聴こえる。メロディが美しいほど『君』がいない現実が残酷に映し出される。


僕らの前に 流れる星の雨
掴みたくて 掴めなくて また手を伸ばし
そこで夢から覚める

 

 

『僕ら』といっているので夢の中では2人。夢では星を掴もうとしているけれど現実で掴めないのは『君』。主人公は『君』を失い、目的もなく旅にでる。喪失感や旅というテーマはドラマとリンクされている。


別にもう 寂しくないよ全然この通りさ(中間)
地図はないけど 身を任せてみようか(神山)
いつだって平気だ 平気だ(桐山)



(もう何番煎じだよってくらいMV考察し終えてるとは思うんだけど)このシーン中間さんと桐山さんは揺れているライトがあるのに神ちゃんのところだけ映っていない。揺れるライトは揺れる心(動揺)を表していて、中間さん桐山さんのパートは本心ではなくて、自分に無理やり言い聞かせているということ。


…とここまでは自分で気が付いたんだけど、ファンの方が「右側に置いてある皿がこのシーンだけ裏側になっている」って言っていらしてちゃんと見てみたら本当でした。天才か????



裏になっている皿も嘘をついていることを表しているわけだけど、はぁぁぁぁ全然気が付かなかったなぁ。全然甘かった反省します。あとMVを6845135回観ます(すぐばれる嘘)

 

 

最初は目的もなく彷徨っているような旅だったけれど、最後のサビが一番力強く前を向けるような救いのある終わり方で良かったな。




あと個人的な謝罪なんですけれど当時まだファンじゃなくて、ドラマもリアルタイムで観ていなかったんですけれど、毎回蟹を食べたかどうかだけSNSで確認するというキショいことしていました。誠に申し訳ありませんでした。今度Paraviで一気見して爆発しようと思っています。塵となり、MVの最後で重岡くんが思い浮かべる星の一部となります。

 

 

 


09.We’re the one
作詞・作曲:川口進/坂室賢一 編曲:井上薫

 



 

ランチパック!!!いつもありがとうございます!軽く食べられるし種類もいっぱいあるので大好きです!!茶菓子にもなるもんね!!!


何処を切り取っても青春の香りがする曲で目を閉じて聴くと雲一つない青空が広がる。どストレートの応援歌。吹奏楽部が演奏しても絶対に合う!甲子園で聴きたいな。


 

 

君に届け熱い想い
心からの We’re the one

 

王道のJ-POPといえる構成。やっぱり「はい!皆さん!ここからサビです!!!!」っていう曲は聴いていて気持ちいい。いろんなジャンルに挑戦しているジャニーズWESTだけれども、こういう爽やかアイドルとしての曲も入ってくれているのがとても嬉しい。



ほかのアルバム曲と比べてユニゾンが多い曲で背中をドンっと押してくれているよう。バンドにストリングスも入っているけれど、こんだけ音を重ねても、重たくならずに疾走感があるのが地味に凄い。

 

 


前回の『微笑み一つ咲かせましょう』の時も私が「微笑み一つ~」って歌い始めたらWESTの曲知らない人たちも「咲かせてあげましょう〜~~」って歌いだすからやっぱりCMの力は凄い。この曲もみんなで「We're the one」って歌いたいね。




そして令和の3大青春CMはポカリスエットシーブリーズ・ランチパックで決定されました!!おめでとうございます!!(私調べ・出典元私)

 

 

 

10.むちゃくちゃなフォーム
作詞・作曲:重岡大毅 編曲:久保田慎吾

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MVがYouTubeでアップされた時の私のツイートがこちら

 

コイツ、良いこと言うな…(自画自賛




重岡くんの曲は自分とは離してストーリーとして作る曲とご自身を重ねたような曲2パターンあるけれど今回は後者かな。

 

最初の「なぁ」の時点で重岡大毅。さっきの『We’re the one』も問いかけ系(問いかけ系?)の歌詞あったけれどそっちは「ねぇ」でしたね。

 


Q:「なぁ」と「ねぇ」。重岡大毅が作詞で書いたのはどっち?
重岡大毅を知っている人ならすぐ答えられる。数学のテストで一番最初に出てくる基礎的問題と一緒。


 

 

 

やれそうかな やれなそうだな やりたいんだけどな
無茶をする歳じゃないし そうさ
どうしようもない しょうがないって
自分モドキじゃない もう終わらすんだ この涙

 



歌詞を重岡くんと重ねれば重ねるほど切なくなる。
20代後半って後輩との関りも増えてきて、周囲を見ると落ち着いた人も増えてきて、青年からちゃんとした大人にならなければいけないようなそんな呪いがある年代なのかもしれない。
いつまでも子供みたいにって周りからも言われてきたのかもしれない。


 

 

話そうかな 話せそうかな 話があるんだ

 

 

ずっとセンターとして一番前を歩いてきて、プレッシャーもあっただろうな。一人で抱えてしまいそうな人だけれど、考えて考えてようやく周りに吐き出せるようになったのかもしれない。ニュアンスだけれど桐山君が「いつか話してくれるといいなとは思ってた」って言ってたエピソード思い出してグッときてしまう。


 

 

むちゃくちゃなフォームで生きていく
そんな背中も悪くはないか

 

センター重岡くんの背中を見てきたのは間違いなくメンバー6人。曲の最後にずっと「僕」だったのが「僕らはやれるんだ」に変わっている。私はこの曲はメンバーへのラブレターでもあるのかなと思う。この曲の歌詞をなぞればなぞるほど重岡大毅への愛おしさが溢れてきちゃうな…。


 

 



11.忘れないでいてね
作詞・作曲:大橋ちっぽけ 編曲:岩崎隆一



タイトルを見た時に「忘れないでねじゃなくて忘れないでいてねなんだな」と引っかかったから大橋ちっぽけ君が過去にインタビューを受けた記事を読んだんですけれど、彼はメロディを先に作ることが多く、そこから歌詞を当てはめるそうです。

確かに歌詞とメロディがぴったりはまっていて、そのセンスが凄い。あとキタニタツヤ氏とも関係性があるそうで偶然かもしれないけれど繋がっているな~。



「愛し方」「不確かな」とか頭の歌詞で韻を踏んでいるな。サビの「そう」と「総じて」も掛けているもんね。そうするとフレーズが耳に残りやすい。



穏やかな曲だけど単調にならないようにスクラッチとか最初の単語のイントネーションを強くするとか声をエフェクトかけるとか、聞いているだけで横ノリしてしまうようなアレンジも好き。



未だ世界はコンプリケイテッド
ちょっと辛いことが大前提?
流されなくていいんだよ
変わらずに ほらシングアロング



ここの歌詞を聴いた時にコロナ禍の話でもあるのかもしれないなと思いました。大変な思いをしている人を案じると、好きなものを思いっきり楽しむことが憚られてしまうけれど「君の好きなものを好きだって思う気持ちは忘れないでいてね」っていうメッセージが込められているように私は受け取りました。


『コンプリケイテッド』は複雑な、ややこしいという意味。シングアロングもわざとカタカナになっていて、難しく複雑にならずにキャッチーに捉えられるね。



 

愛し方は忘れないでいてね

 

このフレーズが繰り返し使われているからこの曲で一番伝えたいことなんだろうな。ジャニーズWESTと約束したみたいでなんだか嬉しい。


 

 



12.アンノウン
作詞:栗原暁(Jazzin'park) 作曲:久保田真悟(Jazzin'park)/栗原暁(Jazzin'park) 編曲:久保田真悟(Jazzin'park)

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ジャニーズWEST的ChillHop。何でもできるなJazzin'park。凄すぎて怖くなってきたぞ。



オシャレサウンドで歌詞見逃しちゃうけれどけっこう辛い恋愛の歌詞ではあります。みなさん覚悟して私の考察読んでね…?




愛されたい?hah…
愛していい?see ya…

 

冒頭のフレーズ。数分前の出来事を思い出しているところから始まる。主人公が「愛されたい?」と聞いたことに対してキミは「はぁ」とため息をつき、「愛していい?」と聞くと「さようなら」とキミは部屋から出て行ってしまった。想いは平行線で、まあ言ってしまうと詰んでます。ドンマイ(追い打ちかけんな)

 


『雨上がりの虹を待つ Timeline』でキミが戻ってきていることを願っていることが分かる。でも願望空しくきっとキミからは何の連絡もないのだろう。辛い恋愛してるなコイツ。

 


部屋でじっとしているとキミに何とか取り繕うように連絡してしまいそうだから公園に出かけたり、現実から逃げたしたくてSNSを眺めたりする。歌詞でいうと『息しても良い場所探した』ということ。けれども何処にいっても苦しい。



泣いても泣いても許してみたり
笑って笑ってごまかしたり
気が付けば Passion 無防備になって Ah…

 

 

サビでどうして冒頭の状況になってしまったのかがここで分かる。二人はもともと体だけの関係だったけれど主人公は体だけではなく心も繋がりたいと思うようになってしまった。同じ歌詞を重ねるのは無理をしていた気持ちの強さと、その状況が今までに何度もあったということ。

 



自分の感情を今までは隠してきたけれどそれももう限界でキミへ自分の愛をぶつけてしまった。その結果が冒頭のシーンなわけです。そりゃ現実逃避したくなるよな…(天を仰ぐ)

 


この曲は主人公が苦しいまま終わります。サビの最後「場所探した」のメロディが上がりも下がりもしないので。救いようがありません。つら…。




13.Guilty
作詞・作曲・編曲:渡辺拓也


『Guilty』というタイトルだけれども内容は過去の罪にいつまでも囚われずに前に進んでいこうという希望の歌。


Guiltyって有罪という意味のほかにも、罪の意識がある、後ろめたい、やましいという意味もあるから歌詞的にはそっちの気持ちの面が強い気がする。


 

明けない夜 月が照らす
光と影 浮かぶregret

 


冒頭ではまだ暗闇にいる。月が出ていることが逆に自分の過去の罪の意識を浮き彫りに映し出して後悔が続いているよう。でも明けない夜はないって君らのパイセンが歌ってたよ…?



 

僕ら時代をただ睨んでいる
だけど未来を今 探してんだよ
一筋の希望 光射す日まで

 

ここの歌詞の強さ。今の時代のせいだって恨んでいながらそれでも未来を諦めない。そこからサビへの開き方がいい。
一人称じゃなくて二人称だなぁ。過去に傷つけてしまった人のことを思っているのか。2番に入ると『君』が登場するのできっとその人なのだろうね。まだ暗闇の中にいる『君』に力強く気持ちを伝える歌詞になっている。





でもそうだよね、過去の罪にとらわれていても前には進めないもんね…。この曲を聴くと自分の過去の罪を許してほしい気持ちになって思わず懺悔しちゃうね…。子供時代、アリの巣の穴という穴に枝入れて埋めてしまってすみませんでした…。


 




14.似てないふたり
作詞:吉田崇展 作曲・編曲:ズーカラデル

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小瀧君が目を伏せて歌ってた時まつ毛が美しすぎて見とれていました。小瀧モデルのつけま売ったら結構売れるんじゃない?(何の話)

 

 

 

「似てないふたり」。ふたりが似ていないのではなく「誰にも似てないふたり」。共に生きていくと決めた相手に手紙のように思いを込めた1番と、実際に一緒に暮らしていって理想と現実のギャップを突きつけられた2番。そして現実を知ったうえで一緒に生きて行こうと伝えた最後。物語としても流れが美しい。


 

君と出会うためこの世に生まれた
とか そんなことは言えないけれど
わかって欲しいよ

 


琵琶湖よりも広い心をもつ濵田崇裕さんにこんな包み込むような歌い方で言われてしまったら秒でうなずくしかない。わかってなくても首もげるくらいうなずいてしまいますけど…。このあとの物理的にデカい(関係ない)小瀧望さんの甘くて柔らかい歌い方にも蕩けてしまいようになる。



喜びや悲しみの全部を
あなたと見せ合いたいのよ
虚しさや退屈の全部を
あなたと分け合って

 

ここのフレーズだけ「あなた」呼びなのでここはお相手のセリフ。辛いこと悲しいことも共有して半分に分け合っていこう。いや、お似合いの二人ですよ。


 

息をするだけで擦り傷は絶えないな
人だかりで躓いてたら置いて行かれた
出来れば言葉には頼らずに
心だけで君の全てが分かればいいのに

 

私は2番の歌詞がとても好きでして。絵本の「二人は幸せに暮らしましたとさ。めでたし、めでたし」の後を教えてくれているようだから。現実はめでたしじゃないこともたくさんあるもんね。


『出来れば言葉には頼らずに』のあとに余白を作って聴いている側に想像させてくれるのも好きです。1番ではその後すぐに言えたけど、それだけじゃうまくいかなかったことを思い出している時間なのかなと私は思いました。『心だけで君の全てが分かればいいのに』にも繋がるしね。でもここのシーンはうまくいかなくてイライラ、モヤモヤしているというよりも「しょうがないよね」って苦笑しているイメージ。あくまでも優しく。


 

 

拾い集めた毎日を
名前をつかない未来を
全部飲み込んで行く
喜びの毎日を
未だ見えぬ未来を
全部飲み込んで行く



最後がまた素晴らしい。「飲み込んで行く」って歌詞が出てくるのが凄い。毎日を乗り越えて過去に置いていくわけでもなく、未来を待ちきれずに迎えにいくわけでもなく、飲み込んで行く。きっとこの二人はドラマの主人公みたいな波乱万丈な人生じゃなくて、平凡なのかもしれないけれど、いつもどおりの日々を愛しているんだろうな。






 




以上が私の『POWER』感想です。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

本当に個人の解釈でいろいろしゃべっただけなのですが、こういう捉え方もあるんだなと思いながらアルバムを聴きなおしてもらえると嬉しいです。




……………

え~と、うん…その…



パワー!!!!!!!

 

 

 

聴くエナジードリンク ジャニーズWEST『POWER』感想(前編)

 

2023年3月1日
ジャニーズWEST『POWER』
発売おめでとうございます!


 


私も毎日聴かせていただいてます!
朝に聴くと「今日もガンバロ!」とやる気漲るし、夜に聴くとそのあとの睡眠の質が向上するから本当にビックリ!!ぜひぜひ全国民の方に聴いてほしいですね!
※効果には個人差があります。

 


10周年というメモリアルイヤーを目前にしたジャニーズWESTが今まで培った力を集結させブラッシュアップさせたアルバム、つまり


パワー!!!!!!!


なアルバムなのです。(きんに君とのコラボWESTubeで困ったときはパワー!と叫べばいいと学んだ人間)


では曲の感想を書いていきます!でもズブの素人が考えていることなので素っ頓狂なこと言っている可能性大いにあるよ!「こんな考えもあるんだな」ぐらいに考えてね!こんな間違いはあるわけないけれど音楽関係者は一切読むなよ。


『似てないふたり』について書きたいので初回Aを載せていきます!ユニット曲も『Strike a blow』も今後元気あったら書きたいとは思っています。言うだけはタダなので…ね…?

 

 



01.POWER
作詞:中村瑛彦/栗原暁(Jazzin'park) 作曲:中村瑛彦/久保田真悟(Jazzin'park)/栗原暁(Jazzin'park) 編曲:久保田真悟(Jazzin'park)/中村瑛彦

www.youtube.com

 

圧倒的リード曲。数多のアイドルに楽曲提供している中村瑛彦さんといつも大変お世話になっておりますJazzin'parkの共作。


アルバムのロゴを見た時は「ロックな曲になるのかな」と思っていたけど、MV観て「爽やかな曲じゃん!」と驚き、フル歌唱&歌詞を見て「遊び心満載じゃん!」とワクワクした、いい意味で裏切られた曲。あと曲が丁度3分で終わるからタイマー代わりにもなる有能曲。


歌詞が多い印象だけど『細胞』と『最高』(aiou)、『集合体』と『どうだい』(ouai)など丁寧に韻を踏んでいるから気持ちよく聴ける。サビも『幕開け』『いこうぜ』『みるだけ』『自分へ』『変われ』『出会おうぜ』が母音eでまとまってるし、『しんどいも』『めんどいも』『超魅了』(oio)も韻踏んでる。超魅了はちょ(o)ーみ(i)ーりょ(o)ーだと思っていただければ。

さぁ出会おうぜ


生まれ変わった自分とさぁ出会おうぜ。全然上手くいかなかった時、自分自身が何十兆の細胞で構成された奇跡の集合体なの分かってる?って存在自体を褒めてくれるの流石全肯定型キャンペーンかましてるジャニーズWESTさん。セルフラブの伝道師。そのうえでこんなもんじゃないでしょって言われるんだから頑張っちゃうよね。

 


メロディーのことを言うと途中電子音はいっているよね?ピコピコ言ってない?ここでも遊び心あっていいよね。ラスサビの重岡くんでピアノ入れるのも最高。


YouTubeにレコーディングバージョンもあるけど神山大先生の最後の「出会おうぜ」のハイトーンが凄すぎて鼓膜破れました(大丈夫?)




02.WEST NIGTH
作詞・作曲:こやまたくや(ヤバイTシャツ屋さん) 編曲:ha-j

曲順知らないでアルバム初めて聴いたけどイントロで「この曲ヤバTだろ」と分かった。たのC超えてたのDやんけ。

 


早口すぎてレコーディングに苦戦したって本人たちが言ってたけれど、それはアーティストの方々がWESTのポテンシャル信じてくれてる証だよね。盛り上がるから絶対ライブで歌うだろうけどそのあとゼーゼーなるのでは?と心配しちゃうんだけど誰にも止められないらしいのでまぁそれならええか…(諦め)

 


ヤバTも関西だから間違いなく相性がいい。でもヤバTらしさもWESTらしさもしっかりと出てる。笑わせることに貪欲な二組がついに出会ってしまったな〜〜〜オモロくて優しい人になりたいの~~~~???良~~~~~。



最後早すぎて全然聞き取れないから歌詞見たんですが


今夜はまじで WEST NIGHT
みんなどない?気づいたかい?
サビの頭文字とったら「W・E・S・T」
すごい!WESTになっとるで!


って歌っているみたいです。頭文字を取ると文字になるのは前例あるだろうけれど、歌詞の中でネタバレするの斬新。そういうのは聴いた人が気が付いて広まるのがかっこいいんだよ?




03.Rewind It Back
作詞・作曲・編曲:PURPLE NIGHT

好き。グルーブ感が最高。
こういうジャンルをジャニーズWESTが歌ってくれるなんて。感無量です…。
PURPLE NIGHTは『Plan B』も作ってくれている。調べてみたら韓国人と日本人で構成されているグループだそう。

確かにK-POPの要素も感じられるね。個人的なK-POPの良さは規定のものに縛られないところだと思っている。サビで歌詞がない曲とか衝撃的だったもんな。
2番でメロディーが変化するのはクラブでDJが曲をミックス(曲と曲の繋ぎ)させているみたい。

 


タイトルの「Rewind It Back」は巻き戻してという意味。これもクラブで流れるレコードについてかな。イケイケな人間ではないのでクラブに行った経験ないんですけど、スクラッチ?頭出し?「Rewind It Back」と歌った後にギュイーンという音が聴こえるのがスクラッチ音だよね???(誰に聞いてる?)

 

クラブで知り合った二人。一緒に踊って、君の事教えてよ、お互いを知っていこうよって口説かれるわけです。
1番だと『かけて Your favorite song』だった歌詞が、2番には『かけて Our favorite song』と変わっている。二人の関係性がより親密になったのが分かる表現になっていてはぁ~~仕事がこまけぇ~~~好きになっちゃう~~~(シソンヌ)


この曲の桐山さんの歌い方大好き。ブレスの使い方とかグループ感が最高で色っぽいね。




04.膝銀座
作詞・作曲・編曲:ミヤケ武器

「誰一人置いて行かない」でくれるジャニーズWEST全員を置いていった問題作。約束がちがうのですが。
TikTokで名前を隠して投稿してた時に「え?これ歌っているの誰!?」で話題になるよりも「え?膝?銀座?何このエフェクト??」で戸惑わせていたのおもろ、勘弁してくれ。


友近さんによる昭和感漂うナレーションで「え?何?何?」と戸惑いながらイントロのギターのカッテングが超オシャレ~と惚れ惚れする。と思ったのも束の間「Yeah~ Come on 膝~」とか言い始めて「は?膝??」と狼狽える。初めて聴く人高低差ありすぎて風邪ひくから人に勧めるときは気を付けた方がいいです(?)


「ねぇ、ヒザって10回言って」


初めて聴いた時に、え??10回言うのはピザでしょ???と突っ込んでたら2番でちゃんと回収していた。何でそこはちゃんとしてんねん…。
膝銀座は若者たちが集う場所であることは分かったんだけれど、歌詞をみると幼少期を思い出している場面が多い。公園で友達と10回ゲームをした記憶、強がりながら膝小僧を抱えた記憶。銀座で食べたあのマルゲリタリタリタァァ…。



君の膝がもう大人になりだしてる
僕の膝はやっとかさぶためくれだす


膝が大人になりだすは成長痛の話かな。友達が成長痛で「膝が痛い」と言い出している傍ら自分はわんぱくに遊んで怪我した傷の痛みしかない。友人と比較し引けを取っているところが伺えます。
(よしよし考察っぽくなってきたぞ…。)


小瀧「ッアッハハ。おい、膝が笑っているぞ?」
濵田「ッッ、馬鹿言うなよ!ぐっっ君こそ、膝か抜けてるぞ」
小瀧「なぁ、俺たち…膝を進める?」
濵田「えっ?…膝を正して…いいのかい?」
小瀧「アッハハハハ。やっぱり膝が笑っているぞ?」

 

 






I'm comfused.(by 藤井流星

やめた、や~~~~~~めた。むりむり。こんなん考察できるわけねぇや。(歌詞カードポイッ)
是非みなさん、膝銀座を見つけることができたならご報告ください。探せばあるそうなので…。




05.恋にて
作詞・作曲・編曲:ARAKI

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膝銀座引きずって「膝銀座は…膝銀座はどこじゃ…」とウロウロする徘徊オタクと化した私に「膝銀座?そんなところあるわけないだろ」と一刀両断するような軽快なドラムで目が覚める。(この曲のドラムいいなと思っていたら、まさかの河村”カースケ”智康さんでびっくり。星野源ちゃんの『恋』もこの人の演奏だよ~~!!)

ストーリー性のある曲。登場人物は「主人公」「君」「君を泣かせた誰か」。

 

ボックス席に溜まる水滴を
君が拭き取った瞬間に
今日も終わってしまうんだ

 

 

この小節で現在の主人公と「君」との関係が分かる。ただのお客さんと店員さん。
でも主人公はその関係に満足できない自分に気がついている。

 

路地裏のフィルムで君を撮って

 

路地裏のフィルムが何を示しているのか。推測でしかないんだけれど「路地裏=表通りに面していないところ」と考えると、なんだかコソコソ隠れているような後ろめたさを感じる。
「お店の中=表通り」だとすると「路地裏=お店の外」、たまたま店員ではない時の「君」を一方的に見かけたのかなと思う。フィルムは自分の目のこと。
その時に「君」の隣には「誰か」さんがいた。二人を見た瞬間に自分が「君」のことを最初からどう思っていたのか思い出す。


MVがあるおかげで、だいぶ解像度あがるのですが、最後、二人の関係がどうなったのかだけ悩ましい。MVだと最後ちょっと思いが交わっている感じじゃない?


でも個人的な解釈としてはこの二人が結ばれることはないんじゃないかな。


最初の歌詞が最後にもう一度繰り返されている、つまりループしているんだよなぁ。ループは「変わらない関係性」を表しているのだと思っている。


やっぱりキーワードは「当て馬」なんだよね。
この曲を制作されたARAKIさんが「ずっと描きたかった当て馬の儚さ」とおっしゃっていたので。どんなに一途に「君」を思っていても、「君」のためにどんなに行動しても「君」の中には他の人がいるんだろう。

バラードにしてもいいような曲なのに、この曲は一貫してポジティブ。ドラマの最終回で「君を好きになれてよかった。幸せになれよ。」って送り出すタイプ。何故ならそれが当て馬だから…。オマエも幸せになってくれよ…。




06.Share The Time
作詞:Yu-ki Kokubo 作曲:Yu-ki Kokubo/Eunsol(1008)/SUNHEE 編曲:Eunsol(1008)/Gou Ishikuro

 


Share The Time、略してSTT(勝手に略すな)。

ストーリー性のあった『恋にて』に対してSTTはジャニーズWESTの自叙的曲。誰と時間を共有するのか、メンバーなのかな。少しでいいからファンのことも思って歌ってくれるかな。


世界を変えるくらいの
POWER(チカラ)かわからないけど
その泣き顔、笑顔に変えて見せるから

 

飾らないYou & me
軌跡が証明に(Cuz we are precious)
10年先だって
バカ笑いしてたいね(Always together)

 

 

え、エモすぎる…ピェ(死んだ)

 

チカラと歌っているけど歌詞はPOWERになってるのは可愛くてSKW(少しクスッと笑った)。

 

 

曲調はゆっくりだけど、クラップ音やRKK立位体前屈するのに肩のストレッチして結果突き指した)男こと藤井流星さんとMOK(メイクするときにおジャ魔女どれみカーニバルを聴いていた)男こと神山智洋さんによるラップパートによって曲のメリハリがついている。最後の濵田さんのフェイクも最高だよね!!


メンバーの歌い方の個性とか、どういったところが得意だとかそういったところを盛り込んでくれている曲だからめっちゃいいイヤホンで聴きたい。中間さんの発音がよくて透明感のある歌い方もこの曲に合ってるな~。




07.Mood
作詞:D&H(PURPLE NIGHT) 作曲:Adam Alexander Sjostrand/Tobias Naslund/Maria Marcus 編曲:Tobias Naslund/前田佑

 


WESTの得意ジャンルとして定着しているゴリゴリのEDM曲。治安の悪いジャニーズWESTさん。PUSH好きな人はもれなく好きだよね?今めっちゃうなずいている人いるよね??って思ってたらPUSHの制作陣にD&Hさんいました。


聴いただけじゃ全然歌詞分からなくて歌詞カード見たけれど歌詞カード見ても全然分からなかった。泣いた。


大パニック。鬼は俺のターン?隠れYou better run?イケメン風鬼ごっこしてるの???韓国語入っているじゃん!なんて言ってるの??獲物は”R3”って何????リユースリデュースリサイクル?????

 

 

 

触れたものは 全部 follow me

最初空耳アワーで「触れたものは全部滅べ!!」に聞こえて私の中に住んでいる千鳥が「こっっっっわ」「す、凄いことゆうてる!!!」と騒ぎ出しました。



この曲なんと表現すればいいのだろう…と思っていたんですが。

もしかしたら先ほどのSTT(まだ言ってる)でお気づきの方もいるかもしれませんが、実は今、WESTubeの体力測定の回を横で流しながら打っているんですね。


そして気が付きました。
この曲はジャニーズWESTにとってのハカなのかもしれない…と。


 

※ハカとは?
ニュージーランドマオリ族の民族舞踊。主に男性が踊る。
本来はマオリ族の戦士が、戦いの前に手を叩き足を踏み鳴らして自らの力を誇示し、相手を煽る時にする舞踊である。(ウィキペディアより一部抜粋)

まぁこの曲の場合、相手は敵というよりも狩る対象(我々オタクたちのことだよ!)なんだけれど。

 

君が俺に 堕ちる狩
顰める 3rd eyes (3rd eyes on)

 

さらに例えちゃって申し訳ないんだけれど、飢えた狼のようになったジャニーズWESTが私たちを捕食しようとしている。3rd eyesは第三者の目のこと?すなわち外野が思わず顰めるような荒々しさを表しているのかな…。


まぁライブに行く人も、映像で見る人も、狩られて現実に戻ってこれないことだけは気を付けようね…私との約束だぞ…。







※後編に続きます。